思考・妄想の外部化-経営コンサルタントの頭の中-

仕事や読書、人々との会話を通して若手コンサルタントが日々考えている事を不定期にアウトプットしています。ビール好きなのでそれに関することも多少。

ひとり合宿をやってみての感想

先週末に以前から気になっていた「ひとり合宿」をしてみました。

ひとり合宿とは、ホテルや旅館にひきこもり、普段、時間をとって考えられていないことについて考えぬくことです。忙しいビジネスマンや経営者の人達が、自分のキャリアや企業の中長期的方針、戦略を考える時などに使っているそうです。
僕も日々の忙しさにかまけて劣後しがちな、重要度は高いが緊急性の低いテーマについて考えを巡らせることができました。

週末の2泊3日とそれほど長い時間ではありませんでしたが、これからの生活を見なおすいい機会となったのでオススメです。

実施したこと

  • 1年で経験したプロジェクトの振り返りとそこで得られたスキルや能力の確認→現時点での課題の洗い出し
  • 昨年から1年間参加していた勉強会の復習→そこから得た学びの明文化
  • 今後、仕事外で新しく学ぶこと、チャレンジしたいことの検討→アクションの具体化
  • 習慣化したいと思っていたことの洗い出しと優先順位の検討→アクションリスト化(筋トレ、ランニング、ストレッチ、英語、読書、ブログなど)
  • 現時点でもっているキャリア目標と、それを実現するオプションの比較検討→働く時に大事にしたいこと4Pの具体化(Philosophy, Profession, People, Performance review) ※4Pについては以下記事参照
  • taka-kousou.hatenablog.com

  • 温泉とサウナでがっつり汗を流す
  • 瞑想、呼吸法のトレーニング

 

この3日間を通じて、この1年の仕事や勉強会を通じた学びを振り返り、改めて自分が何を大事にしているか明らかにできた気がします。
そして、中長期の目標から、日常のアクションプランまで落とし込めたので、これから、実践していきたいと思います!今年はインプットするだけでなくアウトプットも重視した過ごし方をしていきます。

また、単純にやってよかったと感じたので、半期に一度程度の頻度で定期的に実施したいと思います。

おもしろく仕事をするために必要なこと

トピック「新入社員」について

4月を迎え、多くの方々が新しく仕事を始めています。早いもので、私も今年で4年目となり、そろそろ若手とも言っていられなくなっています。

これまでの3年間を振り返ると、10余りのプロジェクトを経験し、充実感を得られる、ワクワクするプロジェクトもあれば、反対にどうにもおもしろく感じられないプロジェクトもありました。そして、その「おもしろさ」は必ずしも、テーマに関する興味や、忙しさには比例していませんでした。

そこで、どのようなときにおもしろいと感じ、どのようなときはおもしろくないのか、その要因は何なのか、改めて振返ってみました。

自分の中では一定整理ができたので、皆さんにもシェアしたいと思います。必ずしも皆さんに共通の要素ではないと思いますが、以下の4つの要素が揃うよう意識をもって仕事をすると、自分としては幸せな仕事ができると考えています。

また、この4つの要素がそろっているときは、仕事に熱中できていて結果としていい成果を挙げられてきたように思います。

Philosophy

  • 自分として「こうしたい」「こうあるべきだ」という思いを持っていること
  • 根本的な方針について心から賛同出来ること

People

  • 一緒に働くチーム、クライアントが尊敬出来ること
  • 彼らにすごいと思える部分があること

Profession

  • 自分の能力を生かせること
  • 自分ならではの価値を提供出来ること

Performance review

  • 自分の仕事に対する評価や感謝、またフィードバックがあること
  • (必ずしも報酬に直結していないくても問題ない)

 

これら4つのPが自然と整うプロジェクトは当然ながら少ないですが、自分のマインド、姿勢次第で整えることはできると考えています。

例えば、対象領域に関する知見を深め、自分の仕事については誰よりも詳しいと言える状態を作ることで、Professionは満足します。また、常に自分なりの仮説を持つことでPhilosophyも一定担保できるように感じています。また、Peopleに関しては意識して尊敬できる部分を探すことが重要だと感じます。最後にPerformance reviewについてもチームメンバーに依頼することで実現可能だと考えています。

皆さんも、私も、これから色々な仕事を経験し、その中でおもしろくないと感じる仕事も多々あるでしょう。そこで、主体的に動くことでおもしろく仕事ができるようになるといいですよね。

おもしろきこともなき世をおもしろくすみなすものは心なりけり

とは、高杉晋作とその看病をしていた野村望東尼の詠んだ歌ですが、まさにその通りだなあと思います。

 

自分好みのオリジナルビール造り体験@木内酒造

もう3か月以上前のことになりますが、茨城県の木内酒造までビール造り体験に行ってきました!この体験はクラフトビール好きの方にはぜひぜひ行ってほしい、おすすめの体験です!大手のビール会社でもビール造り体験はありますが、ここまで自分達の好みに合わせてカスタマイズできるのはここだけだと思います!

体験料とオリジナルビール15リットル込みで3万円以下しない(1本当たり600円弱)くらいだったのでリーズナブルな印象でした。

 

イベントの詳細やアクセスは公式ページを確認ください。 

www.kodawari.cc

 

JR常磐線 常陸鴻巣駅から徒歩5分くらいのところに木内酒造はあります。

入口はこんな感じです。日本酒も作っているブルワリーなので和風な外観で、落ち着く雰囲気です。「ビール造り体験で来ました」というとスタッフの方が案内してくれます。

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全体工程は以下の写真の段取りで進んでいきます。体験としては発酵の準備までを行い、その後の発酵・熟成の工程はスタッフの方に実施いただきます。

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まずはサンプルを試飲しながらベースとなる味を選びます。ホワイト、ペール、アンバー、スタウトの4種類から選択しますが、手作りなので「ペールとアンバーの間くらい」といった調整もできます。早速の試飲でワクワクしながら選んでいきます。
今回はホワイトエールと、ペール・アンバーの2種類を醸造することにしました。

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次にホップを選びます。ベースになる苦みを決めるホップをシヌック、パールの2種から選んでいきます。

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また、香りを左右するアロマホップを7種類から選びます。
やはりホップの品種によって香りはかなり異なるので、ここで自分好みのホップ選びをするのがポイントかなと思いました。私たちは柑橘系の香りが強いIPAが好みなのでカスケードをベースとしてブレンドすることに。

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実際にホップのサンプルを嗅ぎながら、調合を決めていきます。
ホップの香りと最終的なビールの香りは変化するのでこの調合は中々難しかったです。
ビールにすると香りはだいぶマイルドになるので、この段階では強めの香りを選んだ方がいいかもしれません。

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材料に加えて、アルコール度数も5~8%で調整可能です。カスタマイズの幅はかなり広く、まさに「こだわりのオリジナルビール」という感じでした。 

 

レシピが決まったらいよいよ醸造のスタートです。
まずはモルトを計量します。少量のモルトは小さな秤で計量します。

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大量に使うモルトは大きな秤で計量したあと、写真の粉砕機で粉砕します。

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モルトが計量・粉砕できたら、大きな窯で煮ていきます。
大きなへらで混ぜながら、スタッフの方の指示のタイミングでホップやその他材料をを投入します。丁寧に混ぜていくこと、温度管理をすることがおいしいビールのために重要だそうです。

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モルトが煮えるとでんぷんが糖に変化し、麦汁というものができます。
この段階だとかなり甘い麦茶のような味ですが、この糖がアルコールに変化してビールの味わいを生みます。後はビール酵母が働いて、おいしいビールにしてくれるのを待つのみです!f:id:taka_kousou:20160321142706j:plain

 

 

最後にラベルのデザインをします。サンプルが多数準備されており、それらを好みに合わせてカスタマイズしながらラベルを作っていきます。当日取った写真を使用したラベルも作れるので、いい思い出になりました!

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ホワイトエールなら数日間、アンバーなら1か月程度でビールが完成します。家に箱いっぱいのビールが届いたときはワクワクが止まりませんでした!

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ビールが届いてからは一緒に作りに行った友達で試飲パーティーもして、2度おいしいイベントでした。(勢いよく飲みすぎて1日でほとんど飲み干してしまいましたが笑)

 ペールエールはほどよくホップが効いていて華やかな香り、ホワイトエールはスパイシーな香りがしてどちらも個性的でとてもおいしかったです。
さすがに常陸野ネストを作っている木内酒造なので味に間違いはありませんでした。
次回はもっとホップのパンチを利かせたビールを作ってもいいなと思います。 

 

そんな感じで非常におすすめなので紹介でした!!

Economist誌で英語勉強会

グローバル化が進む社会において、英語力はこれからのビジネスマンにとって必須要件である。」このように様々な場所で言われています。

今すぐに必要というわけではない場合でも、自身のキャリアの可能性を狭めないために、英語で自分の意見が言えることは重要だと考えられます。そこで、昨年から「Economist誌を題材にしたディスカッショングループ」に参加し始めました。

今回はこの勉強会のメリットを紹介したいと思います。

 

www.economist.com

題材としてEconomist誌を使うことのメリット

私の参加している勉強会では、週末にカフェに集まり、イギリスの有名ビジネス誌であるEconomisit誌の記事を題材として、輪読、内容理解の確認、主要論点についてのディスカッションを行っています。題材としてEconomisit誌の記事を使うことで以下の様なメリットがあると感じています。

1.視野が広がる

Economist誌では政治、ビジネス、科学、アートと幅広い領域で世界中で起こっていることに関する記事が掲載されています。
日常生活の中で、日本のメディアしか見ていないと視点が日本に関係ある事象に限定されがちですし、日々の仕事を通じた情報収集ではトピックがビジネスに偏りがちです。そんな時に、Economist誌の記事を読むと、普段気にしていなかったことが重要なトピックとして語られていることも多く、視野が広がっている実感があります。

また、数週間に渡り継続的に扱うトピックが多いため、記事単発ではなく文脈を理解できることもメリットの一つです。最近ではEUでの難民問題をテーマにディスカッションしました。

2.ボキャブラリーが広がる

Economist誌で使用される単語は多岐にわたり、知らない単語を調べながら記事を読むだけでも、かなりボキャブラリーが増えていると感じます。
新しい単語が定着するところまでは到達しないケースもあるものの、ディスカッションの中で新しい単語を使ってみるなど、インプットだけでなくアウトプットまでできる点も良い点だと考えます。

 

 

独習ではなく勉強会にするメリット

上述したように、勉強会という形式を取ってカフェに集まりながら議論をしているわけですが、このような形式をとることによるメリットも大きいなと感じています。

1.モチベーションの維持

勉強会という形式は、何よりもモチベーションを保つという意義があると言えます。私のように意思の弱い人間は、1人で勉強を続けることは中々難しいですが、皆で集まるということで「予習せずに向かうわけにもいかないな」という責任感が生まれ、何とか継続できています。

2.自分がよく知らなかった領域への理解が深まる

本勉強会で題材とする記事は各メンバーが持ち寄る形式をとっています。このため、自分だけでは興味を持てていなかった分野を知り、議論する機会を得られるというメリットがあります。また、参加メンバーは官民問わず様々なバックグラウンド・専門性を持っているため、それぞれの詳しい領域について知識を補完しあうことでより効率的に理解を深められています。

3.「わかっている気」になっていた部分をチェックできる

メンバー同士で理解を確認する中で、予習段階で「なんとなく理解した」と思っていた部分について実は理解が異なっていたり、重要なメッセージを拾い切れていないケースがよくあります。このように自分1人では読み流していた部分について、きちんと確認できることもメリットだと言えます。

そもそも、参加メンバーに自分より英語ができる人が多く、英語面でも色々と教えてもらっています。(海外大学を卒業していたり、これから留学する人も多く参加されています)

 

今後、よりよい勉強会とするために

ここまで本勉強会のメリットについて述べてきました。ただし、まだまだ改善すべき点は多く、少しでもいい会にしていきたいと考えています。

例えば、事象の理解にとどまり、自分たちなりの意見を持つところまで進めていない感覚があります。これからは、ディスカッションポイントを提示し、それぞれが意見をもってそれを説明しあえるような会にしていきたいと思います。

 

東京都内のカフェで毎週末実施しているので、もし興味がある人がいましたら、コメントいただければと思います。世界と戦うための”知識”という武器を身につけたい方、ぜひ一緒にディスカッションしましょう。

 

ゼロ秒思考行動編-スピードこそが価値の源泉-

2014年に読んで以来、「ゼロ秒思考」で紹介されている「メモ書き」を習慣として続けてきました。(「メモ書き」の方法については以下の記事を参照ください)

その著者による続編「ゼロ秒思考 行動編」が出版されていて、こちらも非常に参考になったので紹介したいと思います。 

taka-kousou.hatenablog.com

 

スピードこそ価値の源泉

本書の中では「早さは全てを解決する。そのために日々の即断・即決・即実行を実現しよう」というメッセージが繰り返し述べられています。

また、私が尊敬する上司から言われ、印象に残っている言葉として、「同じ成果を出すなら早い方が圧倒的に価値がある」というものがあります。ただし、即断即決した判断の精度が低くては当然ながら成果は出ず、逆効果と言えます。

本書では即断即決しながらも、一定の精度を保つためのポイントとして「全体観を持つこと」が重要だと述べられています。「全体観を持つ」とは、自分の取り組んでいる問題や、所属する会社・組織を構造的、システム的に捉え、関係性、時間軸の中で重要なポイントが何か把握することだと認識しています。

このように定義すると完璧な全体観を持つことは非常に難しく感じますが、少なくとも自分の直面している課題に対しては、日々思考を整理することで即断即決に近づけるようにしたいと考えています。そのためにも「メモ書き」を上手に活用し、書くことで思考を整理しようと思います。

 

即行動のメリット

本書では様々な即行動のメリットが紹介されていますが、私として納得感の高かったものは下記の通りです。

 

  • 先手、先行者利益を取れる
  • PDCAサイクルをより早く、数多く回せる
  • 失敗を早期化し、早い段階で軌道修正できる

 

つまり、近年の日々変わっていく状況の中では、いくら計画を精緻化したとしても、やってみないとわからないことが多く、行動によってのみ正しいフィードバックが得られるということだと解釈しています。

 

即行動を阻害する要因

上記のメリットは頭では分かっていて、即行動すべきとは感じつつ、実現できている人はごく少数なのではないでしょうか。即行動を阻害する主な要因としては以下の様な精神的なバリアがあるように感じます。(私自身も感じるものばかりです)

  • 失敗を恐れている
  • 人に頼ることが苦手・億劫
  • 必要以上の精度を求めている
  • 当初の予定・計画を守ろうとしすぎる

即行動を実現するには、上記のバリアを取り除き、以下の様にマインドセットを切り替える必要があると言えます。

  • 失敗は成功に至るためのプロセスとしてとらえる
  • 自分だけで完遂できる仕事はごく少数ということを認める
  • 8割の精度で意思決定する
  • 計画は変わるものだと最初から覚悟する

マインドセットを変えることは簡単ではないですが、意識によって多少は行動が速くなるのではないでしょうか。

 

即断・即決・即行動を促進する2つのツール:オプションとフレームワーク

本書では即断・即決・即行動を実現するための具体的なツールとしてオプションとフレームワークが紹介されています。これらを適切に使いこなすことでより迅速に決断することができます。

 

オプション:想定される選択肢と評価基準

即断即決≒意思決定とは、選ぶものと捨てるものを決める事だと言えます。そして、何かを選ぶときには選択肢と評価基準が必要です。

これらのことを本書ではオプションと呼んでいます。

オプションを活用するときのポイントは、まずはざっくりと定性で評価すること、

そして、精緻化は意思決定に影響を与えるレベルまでに限定して実施することです。

なぜなら精緻化は突き詰めていけば無限に時間を使って行うことができるため、多くの場合は結論に影響がない作業となるためです。

この不必要な作業によって多くの決断が遅められているのは、日々仕事をする中でも実感します。

 

フレームワーク:全体の整理

こちらは全体観を持つために必要なツールです。

物事の関係性、因果関係の整理や、情報の分類のために様々なフレームワークが存在します。

ロジックツリーやマトリクス、システムダイアグラムのような方法論から、

3C,4P,7S,PEST,SWOT等々の情報を整理するための有名なフレームがありますが、これらの内容に関しては様々なコンサル本に記載されているためこちらでは割愛します。

 

上記のマインドセットを持ち、ツールをうまく使いこなすことで、1分1秒でも仕事を早め、より大きな価値を提供できるように、改善し続けていこうと思います。

脳が冴える15の習慣、ペンタゴン式折れない心の作り方-リズムを作る重要性-

1月前半は休日も多く、様々なテーマの本を読んだのですが、医師による「脳を活性化させる本」と、ペンタゴン在籍の方による「折れない心を作る本」に共通点が多く、参考になったので、紹介したいと思います。

どちらの本でも脳を冴えさせ、しなやかな心を作るための具体的な行動について書かれており、日々の生活に取り入れられそうな印象です。

 

1.生活リズムを安定させる

朝起きる時間、夜寝る時間をできるだけ統一し、起床から活動開始までのウォーミングアップをすることが、心を落ち着かせパフォーマンスを高めるために重要なようです。

特に朝起きた直後に、軽く運動したり、会話をするなど手・足・口を動かすことによって、脳が活性化しすっきりとした気持ちで活動開始できるといいます。

また、夜寝る前にも日記を書いたり、ストレッチをするなど、入眠前の活動を定型化することによって質のよい睡眠が得やすいといいます。

イチローなどの一流のスポーツ選手なども、毎朝同じ行動をしてスタジアムに向かうと聞きます。このようにパフォーマンスを出すために生活にルーティーンを作ることは有効であると考えられます

2.適度なストレスがかかった状態を保つ

自分の能力ではギリギリ達成できない程度の、ストレッチした目標に挑戦できる環境を作ることにより、脳が適度な緊張感とやりがいを感じ、集中した状態を作りやすいといいます。

また、問題に取り組むときは、個別のタスクにブレークダウンし、優先順位を設定した上で、個別タスクに時間制限を設けて取り組むことで、テストを受けているときのような集中力を持つことができます。

逆に、楽にこなせてしまう事ばかりに取り組んでいると、一時的に居心地はいいですが、徐々に退屈を感じ、脳の機能は低下していくと言われます。

このようにコンフォートゾーンに安住しないこと、自分で限界を設定しないで高い目標を持つことにより適度なストレスをかけることで、高いパフォーマンスを実現できると言えます。

3.問題を俯瞰する

担当する仕事について全体像を構造的に整理し、優先度をつけて取り組むことが重要です。仕事全体を把握することによって、目の前のタスクの目的が明確化されます。また一見無駄に思えるような作業も大きな目的実現へのステップとして捉えることでやる気を保つことができます。

 

4.健康な体を保つ

脳も心も、体の状態に大きく影響を受けます。体調が崩れていると自然と思考がネガティブになりがちであり、健康な肉体は、パフォーマンスを出すための前提と言えます。

それを実現するための具体的な行動としては、適度な運動・食事によって体型と体重を保つことでしょうか。

また、心を整えるという意味で瞑想を行い、感情を俯瞰することも心の健康を保つために重要と言えます。実際にGoogle等のグローバル企業では、瞑想のプログラムが人気であると聞きます。

 

5.アウトプットする習慣を持つ

日々の情報をただ漫然と受け入れるだけではなく、何らかの形でアウトプットすることが重要です。

文章に書いたり、人に話すことを前提として日々の情報をインプットすることで

、脳がより機能し定着する度合いも高いと言えます。

6.ありのままの自分を受け入れる

折れない心とは、決して完璧な人間であることではなく、弱みも含めて自分を受け入れるということが前提となります。

そのためには、人に求められる自分であることを重視しすぎないこと、気を遣いすぎずに本音を伝えること、人の優れている点を好意的に評価し褒めること、人にうまく頼ることが重要です。

これを自然体でできるようになるのは中々難しく思えますが、もっと気楽に自分をさらけ出していければよいなあと思います。

 

より柔軟な心と、より機能する脳を作るため、自分の生活も見直したいと思います。

具体的には生活リズムを整え、朝のルーティーンを作ることから始めようと思います。

2016年の抱負

2015年は新しいチャレンジも多く、特に後半は思ったように成果が出なかった1年でした。設定していた目標もあまり実現できず停滞していた感がありました。一方で、自分として中長期的にありたい姿がうっすらと見えてきた年でもあったので、別エントリーでまとめました。これについては今年の目標というよりも継続的にアップデートしていこうと思います。

taka-kousou.hatenablog.com

2016年に達成したい目標については、別途「2016年にやりたいことリスト」を50個作製しました。

全てを必ず実現するというよりも、ここ数年でやりたいことをリストアップし、このうちの半分くらいできたらいいかなあというレベルですが、目標は高く設定しておいた方が仮に未達だったとしても遠くまで行けるということで、意図的に無理のある設定をしました。これを見返しながら少しでも多く達成できればよいと思います。

個別にはより詳細に設定していますが、自分にプレッシャーをかける意味でも概要を公開しておきたいと思います。

  1. 自分から他者に働きかけて機会を作り、それに対してきちんと期待以上の成果を出す
  2. ランニング、筋トレ、ストレッチによって体重、体型を保ち、ベストパフォーマンスを保つ(体重と体型の維持、フルマラソン継続(サブ4))
  3. 身に着けるものにこだわりを持つこと(靴、スーツ、時計)
  4. 計画的に英語の勉強を進める(会社のプログラムを計画通り利用する、TOEFL100点)
  5. ブログを20エントリー以上書く、仕事の内容も含めて体系化する
  6. 本を40冊以上読む
  7. 投資を継続して運用益を出す
  8. ベースを練習してライブに出演する
  9. 友人とのつながりを自分から持つ、企画する
  10. 酒で失敗しない
  11. 現時点では予想もつかない新しいチャレンジをする