思考・妄想の外部化-経営コンサルタントの頭の中-

仕事や読書、人々との会話を通して若手コンサルタントが日々考えている事を不定期にアウトプットしています。ビール好きなのでそれに関することも多少。

自分好みのオリジナルビール造り体験@木内酒造

もう3か月以上前のことになりますが、茨城県の木内酒造までビール造り体験に行ってきました!この体験はクラフトビール好きの方にはぜひぜひ行ってほしい、おすすめの体験です!大手のビール会社でもビール造り体験はありますが、ここまで自分達の好みに合わせてカスタマイズできるのはここだけだと思います!

体験料とオリジナルビール15リットル込みで3万円以下しない(1本当たり600円弱)くらいだったのでリーズナブルな印象でした。

 

イベントの詳細やアクセスは公式ページを確認ください。 

www.kodawari.cc

 

JR常磐線 常陸鴻巣駅から徒歩5分くらいのところに木内酒造はあります。

入口はこんな感じです。日本酒も作っているブルワリーなので和風な外観で、落ち着く雰囲気です。「ビール造り体験で来ました」というとスタッフの方が案内してくれます。

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全体工程は以下の写真の段取りで進んでいきます。体験としては発酵の準備までを行い、その後の発酵・熟成の工程はスタッフの方に実施いただきます。

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まずはサンプルを試飲しながらベースとなる味を選びます。ホワイト、ペール、アンバー、スタウトの4種類から選択しますが、手作りなので「ペールとアンバーの間くらい」といった調整もできます。早速の試飲でワクワクしながら選んでいきます。
今回はホワイトエールと、ペール・アンバーの2種類を醸造することにしました。

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次にホップを選びます。ベースになる苦みを決めるホップをシヌック、パールの2種から選んでいきます。

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また、香りを左右するアロマホップを7種類から選びます。
やはりホップの品種によって香りはかなり異なるので、ここで自分好みのホップ選びをするのがポイントかなと思いました。私たちは柑橘系の香りが強いIPAが好みなのでカスケードをベースとしてブレンドすることに。

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実際にホップのサンプルを嗅ぎながら、調合を決めていきます。
ホップの香りと最終的なビールの香りは変化するのでこの調合は中々難しかったです。
ビールにすると香りはだいぶマイルドになるので、この段階では強めの香りを選んだ方がいいかもしれません。

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材料に加えて、アルコール度数も5~8%で調整可能です。カスタマイズの幅はかなり広く、まさに「こだわりのオリジナルビール」という感じでした。 

 

レシピが決まったらいよいよ醸造のスタートです。
まずはモルトを計量します。少量のモルトは小さな秤で計量します。

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大量に使うモルトは大きな秤で計量したあと、写真の粉砕機で粉砕します。

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モルトが計量・粉砕できたら、大きな窯で煮ていきます。
大きなへらで混ぜながら、スタッフの方の指示のタイミングでホップやその他材料をを投入します。丁寧に混ぜていくこと、温度管理をすることがおいしいビールのために重要だそうです。

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モルトが煮えるとでんぷんが糖に変化し、麦汁というものができます。
この段階だとかなり甘い麦茶のような味ですが、この糖がアルコールに変化してビールの味わいを生みます。後はビール酵母が働いて、おいしいビールにしてくれるのを待つのみです!f:id:taka_kousou:20160321142706j:plain

 

 

最後にラベルのデザインをします。サンプルが多数準備されており、それらを好みに合わせてカスタマイズしながらラベルを作っていきます。当日取った写真を使用したラベルも作れるので、いい思い出になりました!

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ホワイトエールなら数日間、アンバーなら1か月程度でビールが完成します。家に箱いっぱいのビールが届いたときはワクワクが止まりませんでした!

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ビールが届いてからは一緒に作りに行った友達で試飲パーティーもして、2度おいしいイベントでした。(勢いよく飲みすぎて1日でほとんど飲み干してしまいましたが笑)

 ペールエールはほどよくホップが効いていて華やかな香り、ホワイトエールはスパイシーな香りがしてどちらも個性的でとてもおいしかったです。
さすがに常陸野ネストを作っている木内酒造なので味に間違いはありませんでした。
次回はもっとホップのパンチを利かせたビールを作ってもいいなと思います。 

 

そんな感じで非常におすすめなので紹介でした!!