思考・妄想の外部化-経営コンサルタントの頭の中-

仕事や読書、人々との会話を通して若手コンサルタントが日々考えている事を不定期にアウトプットしています。ビール好きなのでそれに関することも多少。

ランニングの副次的効果ー動的瞑想、仕事との類似性ー

最近、フルマラソンの走破という今年の目標に向けて、週末の朝走っています。

1年ほどランニングを続け、健康維持や体力強化といった効果はもちろん感じていますが、それに加えて、以下のような副次的な効果を感じたので備忘録として書き残したいと思います。

1.動的瞑想効果

2.仕事への意識の変化

 

1.動的瞑想効果 

ランニングをすることによって、日々もやもやと考えていることが整理されます。

ポイントはある程度余裕のあるペースで走ることです。ゆったりとしたペースで走ると、自然と色々な考えが頭に浮かび上がってきます。

仕事での悩み、自分のキャリアについて、人間関係、、、トピックはさまざまですが今なんとなく自分が気になっていることが沸きあがってくるイメージです。

ただ深く考えるというよりは、浮かび上がった思考を垂れ流しているというか、

考えが発生しては消えていくのを俯瞰的に見ているような状況になります。

これは以下に挙げる瞑想状態と類似していると考えています。

悩めるすべての人に贈る「瞑想」のススメ | ライフハッカー[日本版]

通常の瞑想では、静かな環境で座って行うことが一般的なので、ランニングは「動的瞑想(Dynamic Meditation)」と表現できるのではないでしょうか。

考えが自然と整理されるため、走り終わった後には体は疲労するものの、頭はすっきりするという効果が得られます。

 

2.仕事への意識の変化

ランニングでは、日によって自分の体調、気候、周囲のランナーのペース等さまざまな要素が異なる中で、目指す距離、タイムを実現するためにペースを管理しながら走ることが必要になります。

これは仕事においてゴールを設定し、KPIを管理しながら業務を進めていくことと本質的には似ていると考えています。(非常に単純化されていますが)

ランニングをすることによって、漫然と仕事をすることがなくなり、ゴールは何か、現時点の進捗、今後の見通し、挽回のためのプランを自然と意識しつつ仕事を進められるようになったと考えられます。

また、仕事と似ている点として、以下のポイントもあると考えています。

①一度遅れてその分を取り返すより、ゆっくりでも一歩ずつ前に進む方が同じ時間で遠くまで進める点

②後手後手に回るよりも、前倒ししているほうが自分としても充実感があり、楽しいかつ評価が高くなるという点

 

健康維持を目的として一昨年からはじめたランニングですが、このような副次的効果もあり、これからも続けていこうと考えています。

みなさんもこのような効果のあるランニング、始めてみてはいかがでしょうか。