思考・妄想の外部化-経営コンサルタントの頭の中-

仕事や読書、人々との会話を通して若手コンサルタントが日々考えている事を不定期にアウトプットしています。ビール好きなのでそれに関することも多少。

自分からチャレンジできる環境を作るということ

どこのインターネット記事で読んだかは忘れましたが、nanapiのけんすうさんも、C-Channelの森川さんも、キャリアを形成する中で「自分が成長できる、新しいことにチャレンジできる環境を意図的に作り、そうやってチャンスを得てきた」とおっしゃっていました。
確かに振り返ってみると、しばらく同じ環境で似たような業務を繰り返していると、特に工夫をしなくても業務を進められるようになり、成長がなくなるというのはその通りだという実感があります。言い換えればコンフォートゾーンに安住してしまうとも言えます。

成長を続けるためには、チャレンジできる環境に自分を置き、チャンスを作っていくということが大切だと感じます。そのような環境を得るには、重要なポイントが2つあると考えています。

1.やりたいことを意思表示すること

チャンスを与える側の人たちは忙しく、黙っていても評価してもらえるほど丁寧に個人を評価はできません。また、チャンスを与える際には意外と厳正な評価はなされずに、「あいつよさそうだな」という曖昧な印象や、「そう言えば、あいつやりたいって言ってたな」という記憶に基づいて判断がされます。
したがって、印象をつけるため、また記憶に残すためにも部門内外、社内外に手を挙げていくことが重要であるといえます。まずは近場の部門内から、段々と社外に対してアピールする活動ができるとよりチャンスは広がっていくのでしょう。

具体的にはヘッドハンターに会ったり、外部メディアに連載したり、本を執筆することがそれにあたると考えています。

 

2.今の環境で成果を出すこと

逆説的ですが、今のところで徹底的に結果を出すことが重要だと考えます。
多くの人が「やりたいことをやらせてもらえない」と言いますが、選ぶ側の気持ちになってみると、今のところで成果を出せていない人が、「これがやりたいことではなく、新しいチャレンジがしたい」と言っていても、単純に逃げている印象しか与えられないでしょう。

 

したがって、やりたいことをやるためにチャレンジできる環境を作るには、今のおかれた環境で結果を出しつつ、やりたいことをアピールすることが大切になるのでしょう。

今後自分がチャレンジし続けるためにも、このことを意識していきたいと思います。